International Jomon Cultuer Conferrence|縄文土器/土偶/貝塚/勾玉など縄文時代/縄文人の文化を探求する考古学団体 (▼△▼)/

■ 『沖縄の風水史・7』 渡邊欣雄


■写真13 

シーサー

これもきれいです。囲いをして殺気除けとして、家には建ててきたわけです。

■写真14 

屏風

これがヒンプン(屏風)です。なぜ、「屏風」かというと屏風というのは風を遮ることでしょう。風と言うのは悪い気=殺気。門口というのは良い気が逃げやすく、外からの悪い気が入り易い。従って、このような堅いサンゴ礁でわざわざ屏風を作り、風を遮って悪い気を防ぎます。

■写真15 

道路にヒンプン代わりのガジュマルが植えてある

名護市にある、ヒンプンガジュマルと言います。名護市は人口5万の大都市ですが、昔ガジュマルというのは入口に立っていました。もちろん私は知らない時代ですが。その時代において村に入ってくる悪い気の進入を防ぐがためにガジュマルという木を植えていた。現在は、この木を避けて交通している状態です。このガジュマルの下に三府龍脈碑という龍脈の碑が建っています。

■写真16 

重要文化財指定の中村家

 これは中村家住宅と言って国の重要文化財に指定された家です。この家は本当によく出来ていて、風水上の装置が非常に豊かです。階段を上がっていくとヒンプン=屏風があり、周りは全部土手、わざわざ山を作って山で囲んでいます。建築家はいつも書きませんし、写真も撮りませんが、風水上重要な池があります。家の前に池を掘ると気が止まるんです。良い気が流れて出ていって散逸してしまわないように池を置くことによって良い気を留めるんです。そのため前面の庭に池を掘るというのが風水の理屈です。日本庭園に池があるのはそのためです。このような池に風水装置があったということを、建築家たちは忘れています。しかし、おばさんにこの池はなぜあるのかを聞いてみると、「昔馬がいましてね、馬に水を飲ませるためですよ」と。世の中そんなふうに変りました。

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