International Jomon Cultuer Conferrence|縄文土器/土偶/貝塚/勾玉など縄文時代/縄文人の文化を探求する考古学団体 (▼△▼)/

■ 「ベン・カーレン賞」を内山純蔵氏らの共同研究グループが日本人として初受賞


英国の考古学専門誌『Antiquity(アンティクィティ)』の
「ベン・カーレン賞」を内山純蔵氏らの共同研究グループが日本人として初受賞

元ハンダ日本考古学フェロー(国際縄文学協会奨学生)の内山純蔵金沢大学客員教授(筆頭著者)、九州大学アジア埋蔵文化財研究センターの桒畑光博博士、鹿児島県南種子町教育委員会の小脇有希乃氏、弘前大学人文社会科学部の上條信彦教授、ならびにスウェーデンのルンド大学・ストックホルム大学の研究者からなる国際共同研究グループが執筆した論文が、世界の優秀な考古学論文に贈られる「ベン・カーレン賞」を日本人で初めて受賞しました。受賞発表は、『Antiquity』最新号(2024年6月11日発行)で行われる予定です。

英国の考古学専門誌『Antiquity』は、1927 年に創刊され、世界の考古学会で最も権威ある審査制の学術誌(年 6 回発行)です。これまで、全世界のさまざまな地域と時代の研究に取り組む多くの考古学者に広く読まれています。その『Antiquity』が毎年選定する「ベン・カーレン賞 (Ben Cullen Prize)」とは、全世界の考古学への“抜きん出た貢献”を認められた優秀な研究論文に対して与えられる賞で栄誉ある賞の一つです。

【受賞論文】(2023 年 6 月掲載)
論文名:Disaster, survival and recovery: the resettlement of Tanegashima Island following the Kikai-Akahoya‘super-eruption’, 7.3ka cal BP
著者名:Junzo Uchiyama, Mitsuhiro Kuwahata, Yukino Kowaki, Nobuhiko Kamijō, Julia Talipova, Kevin Gibbs, Peter D. Jordan & Sven Isaksson

今回受賞の対象となった論文は、北欧の大学と連携した学際研究プログラム「CALDERA」によって、最近 3 万年間の地球史上で最大の火山噴火、7300 年前の鬼界アカホヤ破局噴火が、縄文時代の鹿児島県種子島に及ぼした影響をさまざまな分析方法を用いて実証した論文です。このように超巨大災害の長期的影響を知ることは、今年1 月の能登半島地震や急速な地球温暖化に伴う異常気象、パンデミックなど、巨大災害に見舞われるようになった現代社会がどのように生き延び、持続性の高い社会に転換していくべきか、多くを学ぶことができると期待されます。

※詳細は下記のPDFデータをダウンロードしてご覧ください。

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