国際縄文学協会について


 

国際縄文学協会

 かつて、縄文時代は、遅れた原始的な時代のイメージで理解されてきた。縄文時代の人々は、毛皮を着ており、遅れた文化を体現した姿で表現されてきた。

 

 しかし、実際は発掘されたものによって判明した事実が示すとおり、特に縄文時代の女性は色あざやかなイヤリングをし、素敵な腕輪をし、ファッショナブルな麻の衣装をまとっていたオシャレな人々であった。

 

 また、日本の歴史をひもとくと、戦争がなかった素晴らしい時代があったことに気づく。1万2000年以上前から1万年続いた縄文時代と呼ばれる時代の事だ。なんとこの時代の人々は、強大な政治権力を生み出さず、人殺しの武器も作らなかった。だからこそ戦争がなかったのだ。

 それだけではない。1万2000年以上前に、当時世界にない薄さ5ミリの土器を作るハイテク技術が存在しており、しかも、ハイテク縄文文化人は、生命を生み出す母性を敬い、老人・子供を大切にし、自然の恵みに感謝し、大自然と融合したエコロジカルで、ロハスな生活を行う人々であった。

 さらにいえば、縄文時代の人々は、世界に先駆けて定住生活を始め、家族を作り、和やかでスピリチュアルな生活をしていた。また、個性と共同性のバランスがとれた風通しのよい生活をおくっていたのだ。 縄文文化は、縄文末期の同時代人である孔子ですら熱き憧憬を注いだ、世界に誇りうるハイブランドであった。

 国際縄文学協会(IJCC)は、このような縄文文化を深く解明するべく努めようとしている。その解明において、考古学が果たした役割は甚大であった。

 しかし、それで十分であったわけではない。それを突破するためには、さらなる創造的冒険の試みが必要であった。

 考古学が考古学のみで自足するのではなく、考古学は、歴史学、人類学、民俗学、宗教学、芸術学、神話学等々あらゆる諸学を総合する中で展開してゆかねばならない。IJCCは、それを「縄文学」と名づけ、縄文学を志す人々の結集を求め、IJCCを結成したものである。

 

 

 

主な活動内容

国際縄文学協会は発足以来、縄文文化に関連する活動を行っています。

    会報誌『縄文』の発行
    学術理論誌『紀要』の発行/海外向け縄文誌「JOMON」の発行
    ウェブサイト運営
    セミナー・勉強会等の開催
    講演会・シンポジウム等の開催
    遺跡・博物館巡り
    国際縄文学協会奨学金授与
    国際縄文学協会賞の授与
    国際縄文学協会賞の奨励賞授与(2010年より)
    図書資料室「縄文」の運営

その他、海外での活動や、若手研究者育成のための活動を計画しています。

 

 

会員について
国際縄文学協会は会員を募集しております。くわしくはこちらをご覧ください。

過去の活動

講演会

    2004年:第1回国際縄文学協会講演会 小山修三(国立民族学博物館名誉教授)「縄文文化とアボリジニの生き方」
    2005年:第2回国際縄文学協会講演会 安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)
    2006年:第3回国際縄文学協会講演会 小田静夫(東京大学総合研究博物館協力研究員)「遥かなる海上の道」~海から見た日本の曙~
    2007年:

 

 

 特別講演会 エリ・コーヘン(元イスラエル大使)「日本文化と日本の品格について-『2011年エルサレム縄文展』を開く意義」

 ラビ エリヤフ アビハイル講演会 ラビ エリヤフ アビハイル(失われたイスラエル10支族調査機関「アミシャーブ」来日記念)

 ・第4回総会特別記念講演会 土肥孝(元文化庁文化財部美術学芸課 主任文化財調査官)

 第4回国際縄文学協会講演会 中沢新一(多摩美術大学人類学研究所所長)
    2008年:

 第5回総会特別記念講演会 小田静夫(東京大学総合研究博物館協力研究)

 第5回国際縄文学協会講演会 関野吉晴(探検家・人類学者・医師)
    2009年:

 第6回国際縄文学協会講演会 小林達雄(國學院大學名誉教授)

 

 特別対談 土肥孝(前文化庁主任調査官)×苅谷俊介(俳優)
    2010年:

    第7回国際縄文学協会講演会 安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)「奪われる日本民族の歴史と日本の森-日本人の魂が泣いている-」

 

 

 

出版物

    縄文ジャーナル1~5(現在休刊)
    会報誌『縄文』23号(平成23年8月現在)
    紀要1~3号
    海外向け『JOMON』発行予定(平成23年12月)

 

 

 

 

 

国際縄文学協会 役員一覧

会 長
    半田 晴久
    カンボジア大学総長


副会長
    ニコル・クーリジ・ルマニエール
    セインズベリー日本藝術研究所所長


理事長
    西垣内 堅佑
    西垣内法律事務所所長弁護士


理 事
    國弘 正雄
    英国エジンバラ大学特任客員教授
 

 

理 事
    栗林 義信
    東京音楽大学名誉教授
 

 

理 事
    サイモン・ケイナー
    セインズベリー日本藝術研究所副所長
 

 

理 事
    関 俊彦
    東京都ユネスコ連盟理事
 

 

理 事
    箭本 隆志
    株式会社インフォービス代表取締役
 

 

監 事
    宮崎 俊彦
    株式会社日本視聴覚社代表取締役
 

 

名誉会長
    エミリー・ロスチャイルド・アトウッド
    考古学研究家
 

 

顧 問
    小田 静夫
    東京大学総合研究博物館協力研究員
 

 

顧 問
    リチャード・ホッジス
    イーストアングリア大学教授
 

 

顧 問
    土肥 孝
    東洋大学大学院講師

 

 

 

NPO法人国際縄文学協会
〒105-0003 東京都港区西新橋1-17-15北村ビル2階

Tel:03-3591-7070  Fax:03-3591-7075  E-mail:ijcc@jomon.or.jp

 

 

 

 

 

 

 

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2011年12月発行

日・英両版『JOMON』Vol.1

全64頁 フルカラー

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